WEBVTT 00:00:00.000 --> 00:00:00.500 align:middle line:90% 00:00:00.500 --> 00:00:03.970 align:middle line:90% このビデオで注目するのは、I2C designer toolの概要 00:00:03.970 --> 00:00:07.350 align:middle line:90% およびユーザーがこのツールを使用してI2Cバスを設計する方法です。 00:00:07.350 --> 00:00:10.530 align:middle line:90% I2Cバスの設計に初めて取り組むユーザーは、 00:00:10.530 --> 00:00:12.840 align:middle line:90% このツールを使用して多くのシステム・チェックを実施できます。 00:00:12.840 --> 00:00:16.350 align:middle line:90% その結果、潜在的な問題を回避し、時間を節約することができます。 00:00:16.350 --> 00:00:18.960 align:middle line:90% I2Cの分野で経験を積んだユーザーは、 00:00:18.960 --> 00:00:21.240 align:middle line:90% このツールを活用して 00:00:21.240 --> 00:00:24.480 align:middle line:90% PCBのバス静電容量の推定や、 00:00:24.480 --> 00:00:26.910 align:middle line:90% プルアップ抵抗の迅速な計算を進めることができます。 00:00:26.910 --> 00:00:29.730 align:middle line:90% I2C designer tool はオンライン・ツールであり、 00:00:29.730 --> 00:00:33.390 align:middle line:90% ユーザーがI2Cの潜在的な課題を解決するのに役立ちます。 00:00:33.390 --> 00:00:37.950 align:middle line:90% 課題に該当するのは、アドレスの競合、VCCの競合、バス静電容量の制限、 00:00:37.950 --> 00:00:42.390 align:middle line:90% パーツの選定、プルアップ抵抗の計算、速度の競合、 00:00:42.390 --> 00:00:46.260 align:middle line:90% VCCを考慮したバッファの配置 00:00:46.260 --> 00:00:50.460 align:middle line:90% 静的電圧オフセットVSOを考慮したバッファの配置です。 00:00:50.460 --> 00:00:53.790 align:middle line:90% 最初に説明する設計上の課題は、I2Cバスが確実に 00:00:53.790 --> 00:00:57.750 align:middle line:90% アドレスの競合を回避できるようにすることです。I2C規格の規定は 00:00:57.750 --> 00:01:00.420 align:middle line:90% スレーブ・アドレスが一意であることを必須としています。 00:01:00.420 --> 00:01:03.960 align:middle line:90% 再処理の実施中にデータの破損を防止することがその目的です。 00:01:03.960 --> 00:01:07.650 align:middle line:90% I2C designer toolは、アドレス競合のあらゆる可能性に注目し、 00:01:07.650 --> 00:01:10.830 align:middle line:90% アドレス競合が見つかった場合は複数の回避方法を提示します。 00:01:10.830 --> 00:01:14.930 align:middle line:90% この場合、I2Cのスイッチまたはマルチプレクサを使用します。 00:01:14.930 --> 00:01:18.660 align:middle line:90% VCCの競合が発生した場合、デバイスが破損する可能性があります。 00:01:18.660 --> 00:01:21.630 align:middle line:90% より高いバイアス電圧に耐えることができないデバイスです。 00:01:21.630 --> 00:01:24.390 align:middle line:90% I2C designer toolは複数のソリューションを提示し、 00:01:24.390 --> 00:01:27.270 align:middle line:90% この課題を解決するために、I2Cレベル・シフタ、 00:01:27.270 --> 00:01:30.810 align:middle line:90% またはレベル・シフト能力のあるI2Cスイッチを使用します。 00:01:30.810 --> 00:01:33.229 align:middle line:90% 00:01:33.229 --> 00:01:35.030 align:middle line:90% バス静電容量は一般的な課題であり、 00:01:35.030 --> 00:01:38.960 align:middle line:90% 負荷が大きいI2Cバスで発生します。この場合、I2Cの仕様が 00:01:38.960 --> 00:01:40.910 align:middle line:90% 規定するのは、バス静電容量を 00:01:40.910 --> 00:01:44.360 align:middle line:90% 400pF未満にする、または標準モードや 00:01:44.360 --> 00:01:45.350 align:middle line:90% 高速モードではそれより小さい値にすることです。 00:01:45.350 --> 00:01:48.020 align:middle line:90% I2C designer toolが搭載している静電容量 00:01:48.020 --> 00:01:51.710 align:middle line:90% 推定機能は、PCBの寄生成分を土台にしています。 00:01:51.710 --> 00:01:54.979 align:middle line:90% 静電容量の値が、400pFという上限を上回る場合、 00:01:54.979 --> 00:01:58.220 align:middle line:90% このツールはI2Cバッファの使用を推奨します。この素子は区分を実施して 00:01:58.220 --> 00:02:00.725 align:middle line:90% 静電容量を分割し、I2C規格に準拠できるようにします。 00:02:00.725 --> 00:02:05.990 align:middle line:90% 00:02:05.990 --> 00:02:09.620 align:middle line:90% TIのE2Eフォーラムでよく見かける質問の1つは、 00:02:09.620 --> 00:02:13.760 align:middle line:90% 特定のI2Cバスでどのようなプルアップ抵抗を使用すればよいでしょうか、というものです。 00:02:13.760 --> 00:02:16.310 align:middle line:90% I2C designer toolが提示するのは、最大 00:02:16.310 --> 00:02:18.110 align:middle line:90% および最小のプルアップ抵抗値であり、 00:02:18.110 --> 00:02:21.320 align:middle line:90% I2Cバスのセグメントごとに提示を行います。基礎に 00:02:21.320 --> 00:02:25.640 align:middle line:90% なるのは、推定したバス静電容量と、I2Cの最大周波数です。 00:02:25.640 --> 00:02:31.730 align:middle line:90% 00:02:31.730 --> 00:02:34.329 align:middle line:90% シグナル・インテグリティの懸念発生を防止するために、 00:02:34.329 --> 00:02:36.710 align:middle line:90% 互いに異なる速度で動作する複数のI2Cスレーブを 00:02:36.710 --> 00:02:39.770 align:middle line:90% 同じI2Cバス内に共存させることを避けてください。 00:02:39.770 --> 00:02:42.079 align:middle line:90% I2C designer toolはこの制約を 00:02:42.079 --> 00:02:44.180 align:middle line:90% 考慮し、各スレーブが 00:02:44.180 --> 00:02:47.000 align:middle line:90% 異なる最大動作速度であるときに、それらを分離します。使用するのは、 00:02:47.000 --> 00:02:51.320 align:middle line:90% ディスエーブル機能を搭載したI2CスイッチまたはI2Cリピータです。 00:02:51.320 --> 00:03:02.250 align:middle line:90% 00:03:02.250 --> 00:03:05.190 align:middle line:90% I2Cの潜在的な競合が存在する場合、 00:03:05.190 --> 00:03:08.160 align:middle line:90% I2C designer toolは候補になる複数のソリューションを提示します。 00:03:08.160 --> 00:03:10.830 align:middle line:90% ユーザーは課題を解決するために、選択を実施できます。 00:03:10.830 --> 00:03:21.470 align:middle line:90% 00:03:21.470 --> 00:03:23.930 align:middle line:90% 一部のI2Cバッファは厳格なルールを規定しており、 00:03:23.930 --> 00:03:26.930 align:middle line:90% 他のバッファとのインターフェイス方法に制限を課しています。 00:03:26.930 --> 00:03:30.500 align:middle line:90% I2C designer toolは、静的電圧 00:03:30.500 --> 00:03:33.500 align:middle line:90% オフセットが存在するバッファを相互接続するときに、 00:03:33.500 --> 00:03:35.300 align:middle line:90% 静的電圧オフセットの側で接続する事態を確実に防止します。 00:03:35.300 --> 00:03:44.230 align:middle line:90% 00:03:44.230 --> 00:03:48.400 align:middle line:90% 現時点で、I2C designer toolにはいくつかの制限事項が存在しています。 00:03:48.400 --> 00:03:50.590 align:middle line:90% 複数のマスターをサポートしていません。 00:03:50.590 --> 00:03:53.620 align:middle line:90% スレーブ・デバイスの分類に、 00:03:53.620 --> 00:03:57.100 align:middle line:90% インターフェイス以外の製品は該当しません。温度センサ、モーター・ドライブ、 00:03:57.100 --> 00:03:59.470 align:middle line:90% 加速度計などです。 00:03:59.470 --> 00:04:01.870 align:middle line:90% このツールは、ボード外部との 00:04:01.870 --> 00:04:03.460 align:middle line:90% 通信をサポートしません。 00:04:03.460 --> 00:04:05.860 align:middle line:90% 最後に、このツールは電源シーケンスを 00:04:05.860 --> 00:04:08.470 align:middle line:90% 考慮に入れません。 00:04:08.470 --> 00:04:11.140 align:middle line:90% 全般的に、I2C designer toolを使用すると、バス設計を 00:04:11.140 --> 00:04:13.360 align:middle line:90% 迅速に設計できるほか、一般的な問題も 00:04:13.360 --> 00:04:14.950 align:middle line:90% 自動的に解決できます。 00:04:14.950 --> 00:04:18.279 align:middle line:90% 搭載しているバス静電容量の推定機能とプルアップ抵抗値の 00:04:18.279 --> 00:04:20.890 align:middle line:90% チェッカを通じて、この実用的なツールは 00:04:20.890 --> 00:04:23.350 align:middle line:90% 経験を積んだI2C設計者と、 00:04:23.350 --> 00:04:25.580 align:middle line:90% このプロトコルを新規に使用するユーザーの両方にとって役立ちます。 00:04:25.580 --> 00:04:29.440 align:middle line:90% ti.comで入手できるTIの無償のI2C designer toolをお試しください。 00:04:29.440 --> 00:04:32.670 align:middle line:90% to help simplify your I2C tree.