こんにちは このビデオでは 水面と地面の 分類に関するミリ波ラボのほか Code Composer Studioプロジェクトの ダウンロード ビルド 実行手順について 説明します まず 水面と地面の分類に 関するラボの概要を示し その後 ハードウェアおよび ソフトウェアの要件と このラボで提供される ソース・コードの ダウンロードおよび ビルド・プロセスについて 説明します 次に プログラムを評価モジュールに ロードして実行し 関連するGUIを使用して結果を 取得する方法について説明します このラボでは TIミリ波 センサを利用して 水面と地面を区別する 具体的な方法について 説明します 位相測定を使用して 対象のわずかな動きを 検出できる TIミリ波センサの機能について 紹介します このラボ演習はTIのIWR1443 およびAWR1443評価モジュールで 行います 評価モジュールを 平坦な面に配置し センサ・アンテナを 水または砂が入っているコンテナに 向けた状態にします 水面のさざ波によって反射信号に 測定可能な位相差が生まれ これを使用して水と 地面などの固体表面を 区別することが できます このラボはフル・ソース・コードと CCSプロジェクトを提供します ここに示している必要な ソフトウェア・パッケージが お使いのWindows PCにインストール されていることを確認してください 最新のTIミリ波SDKと SDKリリース・ノートに記載の すべての依存関係ファイルをダウンロードして インストールしてください ラボ・ソース・コードは コンパイルする必要はありません 水面と地面に関するラボのソースと CCSプロジェクトは TI Resource Explorerを使用して CCS内でダウンロードできます 評価モジュールにファームウェア・ イメージをフラッシングするための UniFlashも必要です MATLAB runtime 9.1は Windows PCで 水面と地面に関するラボのGUIを 実行するのに必要となります このラボはIWR1443およびAWR1443の 両方の評価モジュールで動作します この2つのうちのいずれかと 5V 5Aの電源が 必要になります 最後に セットアップ・イメージで示したような 幅広い小さなプラスチック・コンテナを 用意する必要があります 分類実験を行うため コンテナには 水または砂を 入れてください 水面と地面の分類に関する ラボをダウンロード ビルド および実行するために必要な ステップを順に進めていきます 前提条件から説明します ここでは お使いのWindows PCに 最新のTIミリ波SDKと 関連するすべての依存関係ファイルがインストール されていることを想定しています インストールされていない場合は 最新のTIミリ波SDKをダウンロードし リリース・ノートに従って SDKと リリース・ノートに記載の バージョン番号に準じた 必要なすべてのツールを インストールしてください SDKをインストールする際の 注意事項についてです まず SDKリリース・ノートに 記載されているPerlのバージョンを インストールする前に PCからPerlの古いバージョンが 削除されていることを 確認してください 2つ目の点は CRC.pm Perl モジュールのダウンロードに 関するものです CRC.pmをダウンロードして 保存したら 示されたディレクトリに 保存されているファイルを探し .txtの拡張子が付いていれば その拡張子を削除します ファイルの末尾にある拡張子が .txtではなく.pmであることを 確認してください 次のステップに 移ります ラボ・プロジェクトのダウンロードです ミリ波ラボ・プロジェクトはすべて TI Resource Explorerの 「mmWave Training」から入手できます 水面と地面に関するラボを ダウンロードするには CCS 7.1を起動して 「View」メニューから 「Resource Explorer」を選択します 「Resource Explorer」ウィンドウで 「Software」 「mmWave Training」 「Labs」の順に選択します 「Labs」で「Water versus Ground Classification Lab」を 選択します ラボのコンテンツが 右側のビューに 表示されます 右端の「Download and Install」 ボタンをクリックし 「Make Available Offline」 オプションを 選択します ラボをお使いのマシンに ダウンロードするための ライセンス条件に同意します プロジェクトは C: TI mmWave Trainingにダウンロードされます ラボがマシンにダウンロードされたら 「CCS Project」を選択して 「Import to IDE」ボタンを クリックします これにより プロジェクトがユーザーの ワークスペースにコピーされ CCSにインポートされます プロジェクトが インポートされたら 「CCS Project Explorer」ビューに 表示されます ラボ・プロジェクトのダウンロードと インポートが正常に完了しました 次のステップである プロジェクトのビルドに 移ります 「CCS Project Explorer」で 「Water versus Ground Classification」 プロジェクトを選択します プロジェクトを右クリックし 「Rebuild Project」を選択して プロジェクトのビルドを開始します 「Build」ではなく 「Rebuild」を選択すれば プロジェクトが常に 再コンパイルされます これは前に実行したビルドが エラーで失敗した場合に 特に重要となります ビルドが完了するのに 数分かかる場合があります 特に最初のビルドでは プロジェクトで必要な ランタイム・サポート・ ライブラリが初めて コンパイルされる 場合があるため 時間がかかることがあります このプロセス中は ビルド進捗インジケータが 更新されない場合があります ビルドが正常に完了したら プロジェクトの 「Debug」ディレクトリに 2つのファイルが生成されます これらは水面と地面に関するラボの .xer4f Ex-seaおよび .binイメージです ビルドがエラーで 失敗する場合は ミリ波SDKとすべての依存関係ファイルが ミリ波SDKリリース・ノートに 記載されているとおりに 正しくインストールされていることを 確認してください ラボ・プロジェクトのビルドが 正常に完了しました ただし プロジェクトを 実行するには CCSからのコンパイル済みバイナリを 実行できるように評価モジュールを 準備する必要があります コンパイル済みコードを 評価モジュールで実行するには 展開モードと デバッグ・モードの 2つの方法があることを 理解しておくことが重要です 展開モードでは .bin拡張子が付いた MSSファームウェア・イメージが 生成され 評価モジュール・シリアル・フラッシュに フラッシングされます 起動時に 格納された ファームウェア・イメージが フラッシュからメモリにコピーされ デバイスでイメージの実行が 開始されます 2つ目のモードは このビデオで使用する デバッグ・モードです このモードでは .xer4f拡張子が付いた MSS実行可能ファイルが CCSでダウンロードされ JTAGを使用して実行されます 小さいCCSデバッグ・ファームウェアを 評価モジュールにフラッシングして 評価モジュールがCCSに接続 できるようにする必要があります まず 評価モジュールの電源を オンにし micro-USBケーブルを使用して PCに接続します 次にWindowsデバイス・ マネージャーを開きます 評価モジュールに 対する2つのCOMポートが 表示されます 後でファームウェア・イメージの フラッシングと ラボの実行で使用するため これらのポート番号を 書き留めておいてください ジャンパをSOP0と SOP2ヘッダーに接続して評価モジュールを フラッシング・モードにします UniFlashツールを開きます 「New Configuration」 セクションで 評価モジュールに応じた 適切なデバイスを選択します 「Start」をクリックして開始します 「Program」タブでRadar SSとMSSの イメージを元に見つけます これらはミリ波SDKインストール・ディレクトリに あります 「Settings & Utilities」タブを開き COMポート番号を 先ほど書き留めたアプリケーション/ ユーザーのUART COMポート番号で 更新します 「Program」タブに戻り 評価モジュールの電源を入れ直し 「Load Images」をクリックします フラッシング・プロセスが 正常に完了したら 成功したことを示すメッセージが UniFlashコンソールに表示されます 次にボードの電源をオフにし SOP2ジャンパのみを取り外して 評価モジュールを 機能モードに戻します 今度は評価モジュールを CCSに接続してラボを実行します 評価モジュールをCCSに 接続するには まずターゲット構成を 作成する必要があります 「File」メニューを開いて 「New Target Configuration」を選択します ターゲット構成に名前を付け 「Use shared location」チェックボックスを 選択します 「Connection」ドロップダウンで 「Texas Instruments XDS110USBDebug Probe」を選択し 評価モジュールに応じて IWRまたはAWR1443デバイスを選択します ターゲット構成を保存して このステップを完了します 「View」メニューを開いて 「Target Configurations」を選択します ターゲット構成は 「User Defined」構成の 下に表示されます この構成を 右クリックして 「Launch Selected Configuration」を 選択します 「Debug」ウィンドウで 構成が開いたら 「Texas Instruments XDS110 USB Debug Probe」を選択して 「Connect Target」 ボタンを押します ターゲットが接続されたら ツールバーの「Load Program」 ボタンをクリックします 「Load Program」ダイアログで 「Browse Project」ボタンを押し .xer4fの拡張子が付いたラボ 実行可能ファイルを選択します プログラムがロードされたら 「Run」ボタンを押します ここに示すように プログラムで コンソール出力が 生成され始めます CLI処理メッセージが 表示され プログラムが ユーザーによるセンサ構成待ちである ことが示されます センサ構成は次のステップで ラボのGUIを通じて 提供されます これでラボのGUIを実行する 準備が整いました ラボのGUIは「mmWave Training」の 下の「Lab」ディレクトリに ダウンロードされます GUI実行可能ファイルを 実行します GUIが開始されたら 「Settings」ボタンを押して 「CLI Port Number」と 「Visualization Port Number」を 先ほど書き留めたUART および補助ポート番号で 更新します デフォルトの構成名が 「Configuration File Name」 テキスト・ボックスに表示されます GUIウィンドウで 「Load Config File」チェックボックスが 選択されていることを確認し 「Start」を押して 構成をロードします 構成メッセージでMATLAB CLI ウィンドウに送信されていることを 確認できます 先ほどセットアップ・ イメージで示したように 評価モジュールを机に取り付け アンテナ・センサを地面に向けた状態にします 幅のあるプラスチック・ コンテナを水で満たし センサの真下に 置きます 「Display」に 「WATER」と表示されます コンテナ内の水を 砂に取り換えて センサの下に置きます 「Display」の表示が 「GROUND」に変わります バイナリを停止するには 「Stop」ボタンを押します 一度「Stop」を押してしまうと 「Start」ボタンを押しても ラボを再開できない 場合があるので 注意してください ラボを再度実行するには セットアップ全体を シャットダウンして 再起動する必要があります 次のとおり実施してください 最初にラボのGUIを閉じます 次にCCSの接続を解除し 評価モジュールの電源を入れ直します 評価モジュールを CCSに再接続します ラボ実行可能ファイルを 再度ロードして実行します ラボのGUIを起動して GUIの 「Settings」でCOMポート番号を 更新します 最後に GUIで 「Start」ボタンを押して ラボを再度開始します 水面と地面の 分類に関する ミリ波ラボの概要ビデオは 以上です TIミリ波センサの 詳細については ここに示すリソースをご覧ください ありがとうございました