[音楽] 3番目のトポロジーは SEPICに類似した ゼータ・コンバータです ゼータ・コンバータは 入力電圧の 昇圧と降圧を行います 一見すると SEPICに似ています ただし この回路はフォワード・トポロジーなので SEPICとは異なっています エネルギーは入力から出力に直接伝送されるので 低周波数の右半面ゼロ(Right Half Plane Zeroつまり RHPZ)による影響を受けません つまり ゼータ・コンバータは SEPICコンバータより 良好なダイナミック特性を示します また 出力側にLCフィルタを配置しています 出力に低リップルの連続電流を供給できます ただし 利点ばかりではありません SEPICは連続電流を受け入れます ゼータはパルス電流を受け入れるので ソースに対して高いリップル反射をもたらします これらすべてのトポロジーで同じことが起こります インダクタが結合型である場合 巻線比は1:1でなければなりません ここでゼータの場合 単一の降圧コントローラと 単一のドライバを使用します 低コストで高効率です 同期整流を使用してこの特性を実現するには 同期整流降圧デバイスを使用します 真の昇降圧と比較しました 他のトポロジーでも同じことが当てはまります 必要なのは 単一のFETと単一の整流器のみです 非絶縁型フライバックとの比較も行いました 非常にクリーンな波形で リンギングがなく 低EMIで 複数出力が得られます より大きい整流器電流を実現するには 同期整流降圧デバイスを使用します 効率を改善し 整流器の損失を低減することができます SEPICやCuk(チューク)と同様です スイッチが閉じているときに スイッチ両端間に 両方の磁化電流が流れます スイッチが開いているときに 両方の消磁電流が 整流器の両端間に流れます ここで 上部の画像を見てください カップリング・コンデンサC1の両端間に電圧が 印加されています また 入力コンデンサCIに入力電圧が印加されています スイッチを閉じると L2の両端間に磁化電流を またL1の両端間に磁化電流を強制的に流すことに なります 一方 スイッチを開くと 消磁電流が流れます これらは D1とカップリング・コンデンサC1の 両端間にあるL1によって実現します 一方 スイッチを開くと 出力コンデンサと 整流器の両端間にあるL2によって消磁電流が流れます 入力電流はパルス形式なので 非常に大きい反射パルスが発生しています ただし 画像からわかるように 出力電流は連続しています 出力側では非常に低いEMI また非常に小さいリップルになっています